血圧 下げる お茶

血圧を下げるならお酢がいい

 

みなさんは、お酢をそのまま飲んだことはありますか?お湯で割って味わうなんてちょっと無理ですよね。ましてやストレートで飲むなんて絶対に無理でしょう。血圧が高くなってしまい気にしていたら、友人に「お酢を飲むといいよ」と、教えてもらった、そんな人がたくさんいます。仮に本当に良いのだとしても、いったいどのようにして飲むというのでしょうか。でも体にいいとされるのなら、なんだかお酢のことが気になってきますよね。

 

実際に血圧が高めの人が安定した血圧へと変化した際に、陰にお酢の力があったようなのです。その人は、毎朝氷水で酢を割って飲んでいたらしいのです。そんな風に血圧を下げる効果があると言われている「お酢」についてもっと詳しく調べてみましょう。

 

お酢を飲めば血圧が下がる、そんな話とっても意外な感じもしますよね。サプリメントのCMの影響なのかもしれません。「酢」の健康効果といえば、疲れにくくて元気だとかすっきりスリムになるといったことがすぐに思い浮かびます。それでもずっと昔から、お酢を飲んだり食事に使ってみると、高めの血圧を下げるのに効くだろうと言われてきました。実際に効果を感じた人の経験談が、そのように言い伝えられてきたのかもしれませんね。

 

お酢に高めの血圧を下げるといった効果があるのかということについて、実際に研究が進められてきていて、「健康・栄養食品研究」という学術誌に論文が発表されているのです。血圧が高めという人に毎日15ml(大さじ1杯)のお酢が入った飲み物を10週間続けて飲んでもらい、飲んでいなかった人と比べてみたのです。そうすると飲んだ人のほとんどに高めの血圧が下がる効果を確認することが出来ました。お酢を10週間摂り続けた後をみてみると、平均値では上(最高血圧)が6.5%、下(最低血圧)が8.0%下がっています。

 

更年期高血圧について

 

若い頃より血圧が低くて、自分は低血圧なのだと思っている女性というのは多いでしょう。健康診断ではずっと正常という結果だったので、血圧は全く気にしないという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。でもそうした女性であっても更年期になってしまうと、高血圧となってしまう可能性が出てくるのです。

 

そのことについて詳細に示しているデータがあります。女性の高血圧症の有病率を年代別に見ていくと、30歳代までは全体のほんの数%にすぎません。ですが40歳代となってしまうと、14.2%(予備軍をふくめると32.4%)、50歳代では39.2%(同58.3%)、60歳代では57.6%(同74.9%)というように、更年期を境にして急増しているのです。

 

予備軍まで含めてしまうと、40歳代では3人に1人、50歳代では半数以上が高血圧かその危険性があるということになっています。それほどまでに身近とされるのが更年期高血圧です。理解が進んでいるとは今のところ言えません。体調不良等で受診した際の血圧測定によって、自分が高血圧であると初めて知って驚く方も多いでしょう。

 

更年期になってくると、どうして血圧が上がりやすくなるのでしょうか。更年期によくみられる症状(めまい、動悸、イライラ、頭痛、ほてりなど)というのは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが減少してしまい、ホルモンバランスが乱れることが原因とされています。更年期高血圧の場合には、エストロゲンの減少に伴って、血圧をコントロールしている自律神経の働きが乱れてしまうことが大きな影響を与えているだろうと考えられます。

 

更年期の始まりについては個人差がありますが、40歳を過ぎた頃からは自分の血圧にも気をつけるようにして、これまで以上に細かい体調管理が必要となってきます。中でも更年期高血圧には普通の高血圧とは異なった面もありますので、その特徴や対策について知っておくことが非常に重要です。

 

高血圧と甘いものの関係

 

高血圧だと診断を受けてしまうと、まずは食生活上において塩分や動物性たんぱく質を控えるような指導を受けます。過剰な塩分というのは血液濃度を上げてしまい、血流を悪くしていきます。脂っこいお肉料理というのは血中のコレステロールや中性脂肪を増やしてしまうので高血圧を悪化させやすくなるでしょう。

 

塩分や動物性たんぱく質と一緒に気をつけておきたいのが、甘いもの、つまり糖質です。糖質に含まれているブドウ糖はエネルギー源としての即効性に長けていて、疲れた時の疲労回復にとって効果的です。また私たちの脳はブドウ糖しかエネルギーにすることが出来ないために、糖分は必要不可欠な栄養分となります。

 

ですが摂り過ぎてしまうと私たちの健康を脅かすこととなります。砂糖をはじめとしたブドウ糖は、体の中で分解されていき、すい臓から分泌されるインスリンの働きにより代謝されて、水と二酸化炭素へと変化します。私たちの体は、万が一のエネルギー不足に備え、代謝されずに残ったブドウ糖たちはグリーコーゲンや中性脂肪となり、体の中に貯蔵されることとなります。

 

糖分が脂肪分に作りかえられて溜め込まれていきますので、脂ものを控えた食事を摂っていたとしても総合的には糖分の多い食生活というのは身体に脂肪をつけてしまい、血中の中性脂肪やコレステロールが上がってしまいます。

 

現代のような飽食の時代においては、身体が飢餓的状態に陥ってしまい、蓄積されたエネルギーが使われることはかなり少なく、脂肪は消費されにくくなっています。その結果、肥満になってしまい高血圧を招くのです。高血圧というのは充分に気をつけなければならない病気ではあるのですが、ほとんどの場合は生活習慣、中でも食生活を見直していくことによって改善が期待出来ます。根本的にも治すことの出来る病気なのです。

 

高血圧の自覚症状について

 

高血圧症というものには、通常は自覚症状がほとんどないようです。人により、めまいや肩こり、頭痛などを訴える人もいるようなのですが、こういった症状は他の疾患においても現れてくるものなので、なかなか高血圧が原因であると特定出来るものではありません。そのために、高血圧症は何かと見逃されやすく治療が遅れてしまいがちとなります。

 

高血圧症の発見を早めていくためには、普段から血圧を測るようにするなどの自己管理と定期健診が重要となります。それから定期健診等で高血圧のリスクが判明しても、目に見えるような自覚症状がないためにそのまま放置してしまう人も大勢いると聞いています。高血圧症をそのまま放置してしまうと、心臓は圧力に耐えていこうと心筋が肥大していき、絶えず張りつめた状態になっている血管の血管壁は厚くて固い状態へと変化していきます

 

。これが心臓肥大と呼ばれるものであり、動脈硬化と呼ばれるものです。動脈硬化も自覚症状はないままに静かに進行していき、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞など命に係わる合併症の原因となってしまうのです。これが高血圧がサイレントキラー(Silent Killer 静かな暗殺者)と呼ばれている所以なのです。高血圧の恐怖を認識し、高血圧が原因かもしれないと思われるかすかな自覚症状を見逃さないように気をつけましょう。

 

まずめまいです。ふらふらして平衡感覚が保てなくなるようなめまいが起こってしまうことがあります。高血圧性のめまいというのは、脳卒中や脳梗塞のように重篤な脳疾患に至るような前触れの可能性もあります。ですから高血圧の人はすぐに主治医に報告するようにしましょう。次に頭痛です。頭痛や頭重感があるからといってすぐに高血圧症であるとは言えません。ですが高血圧性の頭痛というのは、特に後頭部に痛みを感じる場合が多いようです。脳卒中や脳梗塞のような重篤な脳疾患に至ることもありますから、痛みが大きくなるようであるならば、すぐに診察を受けましょう。

 

高血圧の症状は漢方薬で治そう

 

春や秋に行う検診で、血圧の上昇を指摘されてしまったという方もいるのではないでしょうか。世界保健機関(WHO)や日本高血圧学会(高血圧治療ガイドライン2014)の基準では、『最高血圧140以上、あるいは最低血圧90以上』の状態のことを高血圧であると定めています。高血圧というのは、自覚症状がないまま生活習慣病の温床となってしまうことが多いため、サイレントキラーというようにもよばれる、非常に危険な病気です。

 

そんな高血圧に伴う随伴症状に焦点を当てていき、それらのケアと共に血圧にも有効と考えられている漢方薬について考えてみたいと思います。通常であれば、高血圧の治療においては塩分制限等の食生活を含めた生活習慣の見直しを行いつつ、降圧薬を使用することとなります。これは西洋医学のやり方となります。降圧薬というのは、心臓や血管に直接作用し、血圧を半強制的にコントロールしてしまう薬であり、効きめが早く現れてきます。ですが薬を飲み続けていかないと、効果が持続しないことが特徴となります。

 

その一方で、東洋医学では高血圧はストレスや老化により、身体の陰(血液や体液)と陽(エネルギー)のバランスが崩れてしまい、心臓や血管に負担がかかっていき、血圧が上昇する病態であるとされています。そのためにまずは身体全体のバランスを整えていくことを第一に考えていくのです。単純に血圧を下げることを目的とするわけではなくて、血圧を正常に保っていき、いろいろな随伴症状を抑制することを重視しているのです。

 

そのために効果はゆっくりではありますが、内服を止めても効果が持続するといった特徴があります。どのような場合に適しているのでしょうか。軽度の高血圧の方では、食事療法を含めた養生とともに漢方治療を取り入れていくと、降圧剤を用いることなく改善されることもあります。漢方というのは直接血圧を下げる効果はないのですが、自律神経の機能を整えていくために、その結果として血圧を安定させることにつながるだろうとされています。